九州#1)九州自転車旅のはじまり

いよいよ九州自転車旅が始まった。

箕面の自宅を14時40分に出発。

17時前には神戸の六甲アイランド、阪九フェリー乗り場に到着。

予約しておいた乗船券を購入して17時半頃にフェリーに乗り込んだ。

GWの最終日夕方とあって、2等自由席はガラガラ。部屋によっては貸切状態だ。

船内をぐるっと見て回って部屋に戻ると、珍しく実家の父から電話が掛かって来た。来月親戚の法事に行けということだったので快諾(まぁ断れないし…苦笑)

電話してる間に、何時の間にか出港していた。

神戸の夕焼けが綺麗だ。

さて、一息ついたらお風呂でも入りに行くかな。

走行距離は27.8km。
初日だから丁度良いウオーミングアップだった

2014. 5. 6 18:52
2014. 5. 6 19:01

九州#4)1日目(2)新門司入港

7時、新門司港に入港しました。

神戸から九州まで約12時間半の船旅でした。

距離453km。平均時速にして約36km/hr。かなり速い!

しかし夜はかなり寒かった。上下のウィンドブレーカーを持って来なかったのは失敗だったかな…

正直あんまり良く眠れなかったので、ちと頭がぼーっとしてます>_<
どっかでコーヒー飲もう。

2014. 5. 7 7:31

九州#5)1日目(3)関門海峡

新門司港フェリーターミナルから、海岸沿いを反時計回りにまわって、途中、採石場の作業路みたいな道を怒れそうになりながら通過し、門司港にやって来ました。

門司港から見える関門橋が美しいです。

そして、関門橋の真下を通る人道トンネル(関門トンネル)を初めて渡りました。

海峡を人が渡れる世界でただ一つのトンネルだそうです。
トンネルの中で福岡県から山口県に入り、トンネルを渡り切ると下関。

下関側からの関門橋も美しい。

2014. 5. 7 11:31

九州#6)1日目(4)きつい初キャンプ

1日目の後半は、新下関駅まで往復。

その後、激坂を登って、壇之浦パーキングエリアへ。

壇之浦PAから関門橋をひとしきり眺めます。

再び人道トンネルを抜けて門司港へ。

ところが… 今日は1日目にも関わらずグダグダでした…

今22時頃です。
やっとテントの中で落ち着きました。キャンプ場が山の頂上付近のため、少し電波状態が良く無いので画像は送れないかも。

下関に着いた時点で予定を2時間オーバー。
下関から門司に人道トンネル戻る最中に写真撮った時にグローブ忘れ…
探しにに戻ったら有ったので幸いでした。

門司に着いた時は既に17時。
本当ならキャンプ場に着いてなあかん時間。

急いで銭湯探して入って、コンビニで夕食と明日の朝食買って、キャンプ場へ向かいました。

キャンプ場が標高200m以上のとこにあってシーズンオフなのは解ってたから、大変な事は容易に予想出来ました。よっぽど、平地で適当なとこに野宿しようか悩みました。

色々考えて、ダメもとで当初の予定通りキャンプ場へ向かいました。

そしたら、登っても登っても着かない…
日はどんどん傾いてくし…
結局、日没と同時にキャンプ場に到着。

誰も居ないけど、トイレは生きてる!ラッキー、それだけでOK。
しかもトイレの横にテントはれる丁度良いスペースあって、蛍光灯の光もあるしVery good!
山登って大汗かいて息切れ状態でテント設営。
な、な、なんと、テントのポール通す時に失敗して、テントに穴開けちゃった…orz

気を取り直してテント設営し、コンビニで少し食べたのであまりお腹空いて無いけど、折角買ってきたので、コッフェルにお湯を沸かして、カップ麺を食べました。

今日は花粉をかなり吸い込んで、鼻も痛い…

あー、1日目からこんなんで、前途多難かなあ(苦笑)

九州上陸1日目の走行距離は、
 新門司港⇒門司⇒(関門トンネル)
 ⇒下関⇒新下関⇒下関⇒(関門トンネル)
 ⇒門司⇒キャンプ地
と巡って、合計57kmでした。

2014. 5. 7 22:03

九州#7)2日目(1)下関~中津

昨日(1日目)はグダグダだったが一つだけ良い事があった。
新下関に行く道が解らずタクシーのおばさん(少なくとも私より年齢は上だったので…)に尋ねた所、親切にも分かり易い所までUターンして先導して下さった。
下関の方優しい*\(^o^)/*

昨日は23時前には眠りに落ちたと思う。そして今朝(2日目)は3時過ぎに目が覚めてしまった。少しのつもりでスマホを触っていたら寝れなくなってしまった。

驚く事は4時過ぎ、まだ真っ暗な山頂で人の気配がして、すぐ隣のトイレに入る音がした事だ。それは空耳では無かった。人の声がし、しかも話しをしている。真っ暗闇の中を登って来たのだ。

その後、10分、5分置きに人の声がしだした。この山は地元の方達の早朝登山コースだったようだ。

と言うわけで、5時半過ぎて十分明るくなった頃合いで起床し、テントを片付け始めた。

6時にはほほ片付け終え、昨日コンビニで買って置いたおにぎりとパンを食べる。その間にお湯を沸かし、コーヒーを入れる。朝のキャンプ場でのコーヒーはとても美味しい。

昨日見れなかったキャンプ場を一巡りした後、山を下った。

門司から国道10号線まで出て、後は中津に向けて、ひたすら10号線を走った。車の多いツマラナイどころか、自転車には走りにくいこと、この上無い道…

時々脇道にエスケープしながら中津を目指した。たまの脇道が凄く良かった。お地蔵さん?の前でほのぼの(^○^)

続く…

2014. 5. 8 20:36

九州#8)2日目(2)最終手段

2日目続き…

2日目はキャンプ場じゃなく、野宿のつもりでした。
大分県の中津市街、宇佐市街の海岸線沿いにはキャンプ場が幾ら調べても無かったから。

ただ、野宿はその場所に行ってみないと出来そうかどうか分からない。
トイレがあって、人目に付きにくく、テントを張れそうな場所。
それは現地に行かないと分からない。

それで段々不安になって来た…

もし、そういう場所が無かったら…
下手な場所に張って、地元の人や警察に怒られるとやだな〜ってこと。

で、豊前市辺りで最終手段に出ました。
ズバリ交番で聞くのです。キャンプ出来るとこ無いですか?って。

そしたら、豊前市の交番のお巡りさんは、大分県の事はわかんないなーって…orz
そうか…豊前市って、まだ福岡県だったのか…

もう15時だったので、必死に中津市を目指しました。

16時過ぎ、中津駅の派出所に飛び込んで、キャンプ出来るとこ無いですか?明日は宇佐神宮にお参りして国東(くにさき)半島を走るんです!と速攻質問。
するとお巡りさん、『xx』辺りがイイと思うけど、宇佐市の事は詳しくないから、宇佐市の派出所で聞いて見て…と。

で、またまた必死で走りました…

17時前に宇佐市に入って派出所見つけて飛び込んで聞きました。キャンプ出来るとこ無いですか?
そしたら、3人のお巡りさんが、いっせいに、『xx』だと出来そうと思うんやけど。ただ我々がOK出すわけに行かんから、行って判断してくれる…と、*\(^o^)/* 超有難いお言葉。

中津のお巡りさんも、宇佐のお巡りさんも、同じ『xx』が出来そうって答えてくれたのだ!

丁寧に御礼をして、『xx』を目指しました。

続く…

2014. 5. 8 23:08

九州#9)2日目(3)久々の野宿

2日目更に続き…

『xx』に行ってみると、素晴らしい場所!
トイレがあり、人目に付きにくく、テント張りやすく、綺麗。
そして、すぐ近くに温泉まである!

場所をしっかり頭に叩きこんで、まず、温泉へ。

あぁ、寝床が確定していると、お風呂にもゆったり入れます。

18時頃から19時過ぎまで、たっぷり温泉を堪能しました。

次は腹ごしらえ。
野宿はキャンプ場と違って基本火を使えないので、レストランでしっかり栄養と取ります。朝も素早く撤収す出来るように。朝食は野宿場所を撤収してからにするから。

温泉のお姉さんから仕入れた情報を元に、2キロ程離れたレストランに行き、たっぷり食べました。

22時、もう人目に付かない時間帯でしょう。
野営地に戻り、テントを素早く設営します。

23時、寝る準備が整いました。
明日は夜が明けたら早めに撤収です。

今日の走行距離は、104kmでした。

2014. 5. 8 23:11

九州#10)3日目(1)宇佐神宮

3日目。

朝5時半に起床。野宿は早めに撤収の筈が…あまりに具合の良い場所やったんでゆっくり朝ご飯食べたりして8時まで居座りました(汗)

宇佐神宮を目指します。野営地からはすぐ近くでした。

宇佐神宮は全国に4万ある八幡宮の総本山だそうです。確かに境内は広く、国宝の本殿まで結構歩きました。
お参りして、おみくじを引くと中吉、しかも内容が凄くイイ!
旅は安泰のようです。*\(^o^)/*

2時間ほど滞在し、神社を後にします。お昼近くになっていたのでお腹が空きました。神社近くのうどん屋さんでかつ丼を食べて、さぁ、いよいよ国東半島へ。

やっと国道10号線から解放されました。海岸沿いの農道を走ります。のどかで気持ちイイ。

さて、今日の野営地は夏しか開業してないキャンプ場です。トイレが心配でしたが、地元(国東半島)の方からの情報によると、隣に道の駅があるので心配なさそうです。

次はお風呂。お風呂は大事です。
ところが野営地近くには温泉も銭湯もなさそうです。
地元の方によると半島の内陸に入れば2、3温泉があるようですが、半島の内陸ということは、山を登らないと行けないという事なのです>_<

そんな時、良い情報を得ました。
国見温泉という温泉地から野営地まではずっと下りだというのです。
それなら温泉に入った後、野営地に着くまで汗をかかずに済みます。

ということで、決断しました。
一旦海岸沿いから内陸に入り山を越えて国見温泉に行き、一風呂浴びてから野営地に迎う、そういう事にしました。

続く…

2014. 5. 9 22:26