19日目 阿蘇火口 その2
続き…
景観は西登山道に負けますが、烏帽子岳の手前にある御竈門山(おかまどやま)が美しいです。
山の写真を撮っていると、観光客の方が、御竈門山を背景にして、私と自転車の写真を撮って下さいました。
その御竈門山の裾野を抜ける『火の山トンネル』を通らなくてはなりません。自転車にとってトンネルは大敵です。トンネル内の事故でよく亡くなっているのです。
火の山トンネルには広い歩道がなく、止む無く車道を走ります。
若干上り基調やし…811メートルもあるし…
前後ライトを点灯し、スピードを出来るだけ上げて全力で走り抜けました。
良かった、幸い、後ろから車が来ませんでした。
ほっと胸を撫で下ろします。
ロープウェイの駅が見えて来ました。
火口へは行けるようです。*\(^o^)/*
火口への有料道路に入ります。自転車は無料です。
沢山の人が、有料道路の横の歩道を歩いて火口に向かっています。
その方々が私を見て「お〜」と歓声を上げています。そんな大した事してないんだけど…と思いながらも少し優越感に浸ります。益々スピード上げたりして(苦笑)
しかし火口に近くなると斜度がキツくなります。あかん、ゆっくり行こ…
程なく火口に到着。
感無量です。
自転車は火口に乗り入れ出来ないので、三脚だけ持って、火口に向かいます。
話しで聞いていた通り、湯溜まりがありません。火口の土からいきなり煙が立ち上っています。シューシューと音を立て、さながら地獄絵の雰囲気です。黄色い大きな硫黄の塊も見えます。
バシャバシャ写真撮りまくります。
三脚立てて記念撮影もパチリ。
今日は日曜日とあって、観光客で賑わっています。
ひとしきり火口を見学して、土産物屋さんに行くと『阿蘇市直営』の垂れ幕がありました。
なんだか直営って単語に弱いんだよな…
気づくとお土産をいっぱい買っていました。自転車なのでお土産を持っての旅は難しい…後で自宅に送る事にしよう。
火口を後にし、下山します。
続く…
2014. 5. 25 23:05