九州#62)21日目(1)南阿蘇を出発

21日目 南阿蘇〜宇土市 その1

朝、6日間お世話になった女将さん(ご主人は小倉に単身赴任中)に見送られながら宿を出発しました。

私はまたこの宿にきっとまた来るだろうなと思いながら。

阿蘇に別れを告げ、熊本市の南にある宇土市のキャンプ場を目指します。

まず南阿蘇から裏手の俵山を越えます。トンネルは使わず、キツイですが峠を越えます。
これが良かった。車は来ないし景色は抜群。前に俵山、後ろに阿蘇の名峰が見渡せます。

俵山は西南戦争の激戦地として有名でした。峠の手前に石碑があって解りました。薩軍の戦死者に16才の何某とあります。薩摩軍は苦しい戦いを強いられた事が伺えました。

俵山には風力発電の風車が10機程設置されていて、遠方からでも目立ちます。

俵山を下った後、熊本市への主要道を避け、西原村から御船町へ抜ける山道へわざと入ります。『阿蘇ミルク牧場まで4km』の看板が見えます。
中々手強い上りでしたが、車が殆ど通らないので最高でした。

ミルク牧場を過ぎて、次に吉無田高原を目指します。しかしお腹が空いた…

続く…

2014. 5. 28 0:26

九州#61)20日目 休息日

20日目 南阿蘇

今日は休息日です。
朝から雨。時折激しい雨。

午前中少しスマホを弄り、久しぶりにネット(TwitterやFacebook)を見ました。一週間ぶりかな…

雨で外にも出れず、昼食後はすることも無くなり、、寝ました(爆)

夕方起きると雨も上がりかけています。

いつもの近所の温泉に行くと、湯船にたくさんの薔薇の花が浮かんでいました。
男湯に薔薇風呂って合わないような;^_^A、でもいい香り。
2時間ほど、ゆっくり入ることができました。

夕食はカレーです。お肉が柔らかくて美味し〜い(^○^)。おかわりしました。

明日は熊本市の南(宇土市)でキャンプの予定です。

今日は移動距離はありませんでした。

2014. 5. 26 21:09

九州#60)19日目(3)火口リベンジ

19日目 阿蘇火口 その3

続き…

またお腹が空いて来たので、草千里で何か食べることにします。

またまた草千里にやって来ました。
まさか一日置いて来る事になるとは思ってもみなかった。(^○^)

今日もレストハウスで高菜ラーメンを食べるつもりでしたが…食堂は16時で既に閉店…数分遅かった…orz

お腹を満たす為、出店で『からしれんこん』『馬串』『いきなり団子』を立て続けに食べます。どれも美味しい(^○^)

お腹も膨れたので、草千里を後にします。

それにしても中学生の時はただの広い原っぱやん、としか思って無かったのに…今はとても美しい景色に見えます。

阿蘇の火口も見納めです。

下りに入ると、踏まなくても40〜50km/hr位のスピードが出ます。
一気に高度を下げて行きます。

前には『米塚』が存在感のある姿であらわれます。

振り返ると阿蘇五岳のひとつ『杵島岳(きしまだけ)』が美しい山容で見送ってくれます。

下りきって、宿の近くのファミマでお土産を自宅宛に送ります。
ついでに明日の昼ご飯も買いました。
明日は一日雨の予報です。
阿蘇最後の一日は休息日です。

宿に戻って、温泉に行き、帰って夕食。
宿泊客同士で歓談しながら洗濯、あっと言う間に21時です。

今日の走行距離は、52kmでした。

19日目終わり

2014. 5. 25 23:19

九州#59)19日目(2)火口リベンジ

19日目 阿蘇火口 その2

続き…

景観は西登山道に負けますが、烏帽子岳の手前にある御竈門山(おかまどやま)が美しいです。

山の写真を撮っていると、観光客の方が、御竈門山を背景にして、私と自転車の写真を撮って下さいました。

その御竈門山の裾野を抜ける『火の山トンネル』を通らなくてはなりません。自転車にとってトンネルは大敵です。トンネル内の事故でよく亡くなっているのです。

火の山トンネルには広い歩道がなく、止む無く車道を走ります。
若干上り基調やし…811メートルもあるし…

前後ライトを点灯し、スピードを出来るだけ上げて全力で走り抜けました。

良かった、幸い、後ろから車が来ませんでした。
ほっと胸を撫で下ろします。

ロープウェイの駅が見えて来ました。

火口へは行けるようです。*\(^o^)/*

火口への有料道路に入ります。自転車は無料です。

沢山の人が、有料道路の横の歩道を歩いて火口に向かっています。
その方々が私を見て「お〜」と歓声を上げています。そんな大した事してないんだけど…と思いながらも少し優越感に浸ります。益々スピード上げたりして(苦笑)
しかし火口に近くなると斜度がキツくなります。あかん、ゆっくり行こ…

程なく火口に到着。
感無量です。

自転車は火口に乗り入れ出来ないので、三脚だけ持って、火口に向かいます。

話しで聞いていた通り、湯溜まりがありません。火口の土からいきなり煙が立ち上っています。シューシューと音を立て、さながら地獄絵の雰囲気です。黄色い大きな硫黄の塊も見えます。

バシャバシャ写真撮りまくります。
三脚立てて記念撮影もパチリ。

今日は日曜日とあって、観光客で賑わっています。

ひとしきり火口を見学して、土産物屋さんに行くと『阿蘇市直営』の垂れ幕がありました。
なんだか直営って単語に弱いんだよな…

気づくとお土産をいっぱい買っていました。自転車なのでお土産を持っての旅は難しい…後で自宅に送る事にしよう。

火口を後にし、下山します。

続く…

2014. 5. 25 23:05

九州#58)19日目(1)火口リベンジ

19日目 阿蘇火口 その1

朝8時半の火山情報で火口への立入が可能になっていたので、リベンジすることにしました。

前回は西登山道で上ったので、今回は南登山道(車道です)で火口へ向かいます。

ところがスマホのナビが変な道を案内して、出だしいきなりルート解らずウロウロ…3〜4kmのロス…
素直に国道325号線を走っとけば良かった…

しかも花粉症の症状が、昨日に続いて今日も酷い…薬を3種類投入しても中々おさまらない…
どうも田んぼや川べりに繁ってる雑草が怪しいなぁ…

南登山道の入口のファミマで小休止します。
小腹が空いたのでみたらし団子と草餅で補給し、それから上りはじめます。

どこからともなく『スピッツ』の『ロビンソン』が聞こえてきます。
口ずさみながら南登山道をゆっくり上って行きます。

今日はもう景色なんかみなくていいや。目指すは火口のみ!って思ってたけど、やっぱり美しい景色だと立ち止まって写真を撮ってしまいます。

それにしても、ライダーが多いなぁ。しかもハーレーダビッドソンの比率がやたら多い。まるでそこらじゅうのハーレーを南登山道へ集めてきたみたい…どうなってんの??

高度が上がるに従って花粉症の症状は徐々にマシになりました。やはり雑草系が局所的に花粉を撒き散らしていたのでしょう。

続く…

2014. 5. 25 22:54

九州#57)18日目 高森町ポタリング

18日目 南阿蘇〜高森町 往復

昨日、阿蘇山を頑張ったので、今日は軽くポタリングにします。

25年前、阿蘇をレンタカーで回った時のルートの一部を辿ります。

まず、白川水源。
名水百選にも選ばれている有名な水源地です。

軽いアップダウンを繰り返して走ります。

烏帽子岳、中岳、高岳、根子岳、
阿蘇五岳の内の4つの山が綺麗に見えます。

烏帽子岳は草千里の背景になっている山です。
中岳は火口があり噴火している山です。
高岳は中岳の東隣にあり、阿蘇山の中で一番高い山です。
根子岳は、高岳の東にあり、トゲトゲした山容が一際目を引く山です。

程なく白川水源に到着。

車道からの入口が25年前より観光地っぽくなってるような気がします。
でも数十メートルも歩くと、あぁ懐かしい感じ…25年前の面影がします。

5分も歩くと水源地に到着しました。
環境保護協力金100円を払って水源地に入ります。25年前は無料だったような気がするけどな〜。まぁいいけど…

水源地の周囲が囲われて綺麗になってる気がする。清掃も行き届いてる(^_^)

暫く水がぽこぽこ湧き出している風景をじーっと眺めていました。

水源の守り神を祀っている白川吉見神社にお参りしてから、水源地を後にします。

少し走ると南阿蘇鉄道の高森駅に到着。

観光客でいっぱいです。

雰囲気は25年前のままのような気がします。建物は割と新しそうなので、改築されているかもしれません。

折角なので、街中をぶらぶらしてみました。駅と違い、街中は閑散としています。土曜日だからかなぁ…

確か25年前来た時は、名物の味噌田楽を食べたのですが、場所が思い出せませんでした…

宿に帰って夕食をいただきます。

2014. 5. 24 20:43

九州#56)17日目(2)阿蘇山(下り)

17日目 阿蘇山 その2

時速40〜50km/hrで一気に下ります。

景色が良くて、何度も停まって写真を撮ります。

一昨日走ったラピュタの道や大観峰がくっきり見えます。

やっぱり阿蘇って雄大だなぁ〜

昔クマ牧場があった場所まで一気におりました。阿蘇市街です。

クマ牧場(今はカドリードミニオン)の近くを散策してから、宿に向かいます。

なだらかな下りを快走。
18時半ごろ宿に着きました。

流石に疲れています。
今日はお風呂に行くのは辞めて、シャワーで済まそう。

シャワー浴びてから夕食を戴きます。シチューが美味しい(^○^)

洗濯して、歓談して、同宿の女性ライダーから熊本名物『馬刺し』のお裾分けを戴きます。

因みに今の部屋は男女混合の8人部屋。かなり狭いけど快適です。

睡魔に襲われ22時前に部屋に戻り、程なく眠りに落ちました。

今日(5月23日)の走行距離は、56kmでした。

2014. 5. 24 8:27

九州#55)17日目(1)阿蘇山(上り)

17日目 阿蘇山。

5月23日(金)は快晴になりました。今日は今旅のハイライト、阿蘇山です。

5時半起床。歯磨き、洗面、朝食、etc.を済ませて7時半には出発準備完了。

ネットの火山情報によるとガス規制で火口付近は立入禁止になってる…
でも行ってみたら解除されてるかも。

宿の詳しい人によると、阿蘇山は今年の2月と3月に大きめの噴火をして、湯溜まりが吹き飛んだらしく、ガスが発生し易い状況になっているらしいです。

8時前に宿を出発。
草千里まで約17km程を上ります。
中々きつい。途中、写真を撮りながらゆっくり上ります。

昨日、一昨日より空気が澄んでいます。
モヤってない。(^o^)/
遠くまでくっきり見渡せます。

米塚まで上って来ました。
観光客の方に写真を撮って貰います。

もうあと少しかな。
…と思ったら、なかなかです。
頑張って上ります。
足が悲鳴を上げます。

カーブを曲がると噴煙が見えました。阿蘇火口だ!

遠く火口からの噴煙が見えます。
その次のカーブで草千里が見えました。

ついに草千里まできた〜!
少しの間、写真を撮ってから火口に向かいます。ひょっとしたら火口まで行けるかもしれない。

ロープウェイ乗場まで来ると、火口付近は赤茶けた岩肌で特異な風景です。噴煙が良く見えます。

残念ながらガスが発生していて、火口に近づくことは出来ませんでした( ; ; )

止む無く、草千里まで戻ります。

少し草千里を歩いてみます。

草千里の縁は、結構小高い丘になっていて、遠目ですが阿蘇火口が良く見えます。

ミヤマキリシマも綺麗に咲いています。

お腹が空きました。もうお昼を随分回っています。

草千里レストハウスで昼食にします。丁度、小豆島の中学校が修学旅行で来ているようです。36年前と変わらない風景だなぁ…

高菜ラーメンを注文します。
25年前に来た時と同じ場所で同じメューです。これも変わらない。ちょっぴり嬉しくなります。
また今度来る時も変わらないんだろうな…

後ろ髪を引かれるようにして、草千里を後にします。

カーブを曲がると、再び火口が正面に見えました。bye bye 阿蘇山!

2014. 5. 24 8:11

九州#53)16日目(2)ひどい花粉症

16日目 南阿蘇 その2

花粉症の薬をGETしたあと、近くのマクドで昼食。

大津(おおつでは無く’おおづ’らしいです)から国道57号線で南阿蘇に戻る。

やっぱ国道走りにくいわ…

国道10号線の時も感じたけど、九州のトラックやバスって、自転車に優しく無いなぁ…

こちら路肩左端をギリで走ってるのに、その横ギリギリで抜いてくんだよ〜、めっちゃ怖いんだけど…
公共機関のバスがそれって無いんじゃぁないの…
皆さん何と無く自転車慣れしてないような気がする。関西に比べるとサイクリストも少ない気がする。

国道57号線、南阿蘇までじみ〜に上り >_<
結構きつい…大した坂じゃぁないのになぁ…(大汗)

それでも15時頃には宿の最寄駅『ちょうよう』駅に到着。南阿蘇鉄道の列車がホームに入って来たのでパチリ。

ここから数百メートル上れば宿だ。
今日は早くお風呂に入って早く寝たい。

宿に戻ってお風呂へ。昨日と同じ、久木野温泉・木の香湯へ。阿蘇の山を見ながらぬるめの露天風呂に浸かる。気持ち良い。サウナと水風呂に入ってから上がる。

宿に帰って洗濯し、宿のパソコンて今後のルートを調べたり、ダイニングで冷たい飲み物を飲んだりして寛ぐ。

19時半から夕食を戴く。今日は魚のどんぶり。ヘルシーで美味しい。

今日の宿泊客は何故かライダーが多い。夕食後、3人程で団欒する。時間の経つのが早い。もう21時。

明日は阿蘇火口まで上るつもり。

さぁ寝よう。

今日の移動距離は、20kmでした。

2014. 5. 22 21:49