九州#33)9日目(5)様々な人に助けられて

振れを抑えないと、ブレーキが使えないので、乗れない。

宿までまだ16キロある…orz

持って来た道具で試行錯誤してみる。しかし。余計に振れが酷くなってしまった…>_<…

行きつけの(大阪の)自転車屋さんに電話でヘルプを求める。
なんとか振れを最小限に抑える方法はない?

電話で聞いた内容でやってみると、少しマシになった。よかった。

しかし、最初の試行錯誤でニップル(スポークを締めたり緩めたりするネジみたいなの)を一箇所潰してしまい、それ以上振れを取ることが出来ない…>_<…

もはや、宿の近くの自転車屋さんまで歩いて持って行くしか無い。

今日止まる宿に電話で、現在地点を伝え、宿までの間にある自転車屋さんの場所を聞いた。

そしたら、自転車屋さんは近くに一軒も無いとの事…orz

でも、電話で宿のご主人が、いま福岡に居るが、これから高速で帰るから、19時過ぎなら、軽トラで迎えに行ってあげるんだけど、と嬉しい一言。

それを聞いて、宿に向かって歩きます、と答えていた。

時刻は17時半ごろ。
歩きました。延々と1時間半以上。

歩きながら考えた。
スポークさえ治れば問題無いのだから、後輪を外して、明日、どこかの自転車屋さんに持って行こう。

19時過ぎ、一台の軽トラが、私を見つけてUターン。宿のご主人が降りて来てくれました。

丁重にお礼をして、自転車や荷物を荷台に載せます。

車の中で、宿から、一番近い自転車屋さんがある町を聞くと、

な、なんと別府(阿蘇や由布院では、町の規模が小さくて全然ダメらしい)…

しかも、宿から鉄道の駅まではとても遠いので、別府までの交通手段はバスしか無いらしい。

そこで、宿の手前にあるバス停の時刻表を確認する事に。

時刻表を見ると、な、なんと、一日に2本しかバスが走って無い…あ然…これでは、自転車屋さんに行くと、もうその日は帰って来れない。

む、む、む…

続く…

2014. 5. 16 0:34